皆さんこんにちは!高木塾の高木です。
連日、暑い日が続いていますね。教室でも冷房がフル稼働していますが、生徒たちはそんな中でも真剣に勉強に取り組んでおり、私たち講師も毎日刺激をもらっています。
特にこの夏は、受験生たちの表情がどんどん引き締まってきていて、「本番が近づいてきたな」と実感する毎日です。
夏は英語力を飛躍させる絶好のチャンス
高校生にとって夏休みは、英語力を一段と伸ばす絶好のタイミングです。特に受験を控えた高3生にとっては、この時期にどれだけ基礎と応用のバランスを取った学習ができるかが、秋以降の伸びに直結します。
高木塾でも、夏期講習では英語に力を入れる生徒が増えており、「長文読解が読めるようになった!」「英文法が頭に入るようになった!」といった声も多く聞かれます。
では、具体的にどのような学習法が効果的なのでしょうか?ここでは、夏に英語を伸ばしたい高校生に向けて、成果が出やすい3つのポイントをご紹介します。
① 基礎文法の総点検で“土台”を固める
英語力の向上において、文法の理解は土台そのものです。難関大学を目指す場合でも、基礎文法の理解があやふやでは、長文読解や英作文で必ずつまずきます。
この夏は「英文法総ざらい」の期間と位置付けましょう。例えば以下のような内容は、すべての学年で押さえておきたいポイントです。
- 時制(現在完了と過去形の違い)
- 関係詞(関係代名詞と関係副詞の使い分け)
- 仮定法(基本〜応用)
- 助動詞のニュアンス(mustとhave toの違い など)
特に多くの生徒がつまづくのは
分詞構文
文法書だけでなく、問題演習や塾の講師に質問することで、「自分で説明できるレベル」まで理解を深めるのが理想です。
② 英単語・熟語は「長文を読む前提」で覚える
単語帳を使った暗記は大切ですが、それだけで終わってしまってはもったいないです。夏の英語学習では「読解のための語彙力」を意識して、長文読解とセットで取り組むことが効果的です。
具体的には:
- 英単語帳を使うときも例文を音読して、意味のイメージをつかむ
- 長文の中で出てきた知らない単語・熟語を、文脈と一緒にノートにメモする
- 過去に覚えた単語でも、複数の意味や使い方に触れる
このように「語彙+文脈」で覚えることで、読解・リスニング・英作文すべての力が底上げされます。
生きた単語としての学習を深めましょう!
③ 長文読解は「読む技術+背景知識」の両輪で
近年の大学入試では、英語長文の分量が増加傾向にあります。そのため、スピードと理解度の両方が求められます。
この夏は、以下のような「読解技術」を意識した学習を取り入れましょう。
- 段落ごとの要点を素早く把握する練習
- 指示語(this, itなど)の指す内容を正確に読み取る練習
- 接続詞に注目して文章の論理展開を追う練習
また、英語の長文には時事的・社会的なテーマが多く出題されるため、背景知識も重要です。ニュース記事、コラム、TED Talksなどを英語で読む・聞くことで、英語力と教養の両方を伸ばすことができます。
夏の努力が秋以降の“伸び”につながる
英語は一朝一夕では伸びません。しかし、夏にしっかりと「基礎の確認+実践力の強化」ができれば、秋以降に「読む力」「解く力」「書く力」のすべてが飛躍的に伸びていきます。
高木塾では、生徒一人ひとりの目標に合わせた英語カリキュラムを用意し、夏期講習でも英語の集中強化を行っています。英語に苦手意識がある生徒も、この夏をきっかけに「読める」「わかる」英語に出会えるチャンスです。
英語を制する者は、受験を制す。
この夏、英語の力を本気で伸ばしたい皆さんを、全力でサポートします!
